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音楽のインバウンド対応について(中)

coldrainがポートメッセなごや(名古屋市)にて来年2月上旬に主催するフェス“BLARE FEST. 2020”のチケットをオフィシャル先行でゲットして、資金繰りとフェスを挟んだスケジュールに早くも頭を悩ませていますw。

さて、前回の続きです。

私がよく視聴するバンドのYouTubeの動画に対するコメントは、その大半が日本語以外の言語で書かれています。メジャーなジャンルでは決してありませんが、歌詞の内容よりもバンドの作り出す音全体を楽しもうとするファンの多い、ヘヴィメタル(HM)やラウドロック(LR)の影響が大きいかもしれません。

極東のバンドによるパフォーマンスを欧米のファンが日常的に楽しんだりするようなことは、インターネットが登場する前には考えられなかったことです。国内のテレビに登場する機会がさほど多くないHMやLRバンドの一部は、海外の方がむしろ認知度が高かったりします。

また、日本という国に関心を持っていたり、学習者が増えていたりもするのか、そうしたファンにとって日本語が高い壁にはなっていないように感じます。日本のミュージシャンが海外展開するためには英語が必須である、と言われた時代も確かにありました。X JAPANがアメリカに進出しようと試みた1990年代までは、少なくともそうでした。

しかし、現在、「日本語が歌詞に入っている方がクールである」というファンすらいます。海外でのライブを映した動画では、日本語の歌詞を大声でシンガロングしている外国人ファンを目にすることがあります。

そして、日本までわざわざ遠征しに来るファンもいたり、日本在住の外国人がライブ会場に足を運んだりもしています。東京ドームや幕張メッセのような大規模の会場だけでなく、200~300人程度の箱ですら見かけます。

私はそのバンドの一ファンとして、また、通訳ガイドとして、外国人ファンにはライブを心から楽しんでほしいと願っています。その一方で、「会場に足を運ぶまで、そして、ライブ当日に必要以上にストレスを抱えていないだろうか?」と心配をすることもあります。

また、「インバウンド対応をきちんとすれば、外国人ファンをもっと呼び込むことができるのではないだろうか?」とアーティストや運営側の現状を残念に思うこともあります。

今回、Webマーケティングから会場での対応まで、気になっていることを記事にするつもりでしたが、ここまで結構な字数を費やしてしまいました…(汗)
冗長になりそうなので、当初の予定とは異なり、次回までの全3回で1つの記事とさせていただきます。

有限責任事業組合iTWS japan
組合員 高野 雄希

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