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VLOG 動画事始め(その3)

iTWS japanJin Shibata です。

「VLOG 動画事始め」と題したブログも三回目となりました。予定していた5つのポイント(下記)のうち、今回は4と5を題材としてシリーズは一旦終了です。

  1. 動画作りの初期に見つけた課題
  2. スマホだけで動画撮影と編集を完成させるには
  3. 私の機材、カメラ設定、編集ソフトについて
  4. VLOG、動画のテーマは何が適切か?VLOG に「顔出し」は必須か?
  5. VLOG、動画に必要なカットとは?

VLOG、動画のテーマは何が適切か? VLOG に「顔出し」は必須か?
「他の人に見てもらいたい、聴いてもらいたいこと」のすべてが VLOG や動画のテーマになります。自分の街にある素敵なカフェ、旅先の景色、自分の考え、趣味や得意分野などテーマは無限です。自分の好きなものをテーマにして SNS にアップすれば誰かが「いいね」をくれ、フォロワーも少しずつ増えるでしょう。そんな VLOG の楽しみ方も素敵だと思います。一方、YouTube などでフォロワーや再生数を増やして収益につなげたいと考えているなら、テーマの選択と毎回アップする VLOG や動画の質(内容と画質)は非常に重要になり差別化を図る必要があります。

私が2020年夏より作り始めた動画は、私が所属する iTWS japan の Instagram に投稿するものです。Instagram など SNS への投稿は、iTWS japan に興味を持つ人や組織を発掘し iTWS japan が提供するガイドプランの受注につなげることが究極の目的です。しかしコロナ禍の現在、私が重視しているのはフォロワー・閲覧・いいねの数を増やす活動より、動画製作の経験を重ねてその質を向上することにあります。コロナ禍で移動の制約があるのでテーマはざっくりと「横浜近郊の風景」として、自宅(横浜市)の近くで毎週一つの素材を目標に動画撮影しています。閲覧数やフォロワー数を増やすためには動画作成とは別に様々な活動が必要ですし、Instagram だけでなく YouTube の活用も考えるべきでしょう。コロナ禍の収束が見込める状況になりそうした活動にギアを入れ換える時に備えての準備段階です。

さて、VLOG に「顔出し」は必要でしょうか?私は、顔出しは必須ではないと思います。顔出しのメリットは、親近感や信頼が得られることでしょう。一方デメリットは、身近な人に見られるのが恥ずかしい、動画のイメージとそぐわない、といったところでしょうか。投稿したものが炎上することを恐れる人もいるでしょう。私がフォローしている YouTuber、Vlogger にも顔出しをしない人が結構いますが、内容が面白いので彼らの投稿を楽しみにしています。私の今のテーマは「近郊の風景」ですので自分が顔出しする必然は無いと思いますが、「私のガイドはこんなに面白いですよ」を訴求ポイントにする動画を作成するなら顔出しを考えるかもしれません( 逆効果?)。

VLOG、動画に必要なカットとは?
「VLOG の撮り方」や「VLOG 構成のお薦め」をネット上で沢山見つけることができます。「最初の15秒で視聴者の注意を引いて本編に引き込む」「Aロール(メインの画像)とBロール(補助の画像)を組み合わせて視聴者を楽しませる」「イントロから本編へ繋ぎ、ラストへ盛り上がる構成が重要」など Vlogger それぞれのお薦めが投稿されています。私はそれらを参照しながら自分が作成する動画への応用を試行錯誤していますが、現段階で意識しているポイントをまとめると以下になります。

  • 今回の「ストーリー」に必要なカットは何か?自らが動画に登場して話を進める場合は、それ自体が「ストーリー」ですね。私の言う「ストーリー」とは、私のテーマである「近郊の風景」を Instagram の制限時間内(1分間)で「始まり、変化、終わり」で表すことです。それは時間軸の移ろいだけでなく、場所の推移で表現したり(例:建物入口を映し入館を示唆、内部の主たる被写体を描写、建物外観にもどり退館を表現)、一つの素材を違う視点から紹介したり(例:見上げる鳥居で始め、荘厳な社殿につなぎ、おみくじや屋台の賑わいで変化、社殿から青空に抜けるショットで終わる)、テーマや素材により「ストーリー」は様々です。理想は事前に「ストーリーの構成」を練り必要なカットの構図と数を想定してから現場で撮影に臨むことですが、ロケハンでもしない限りそのような綿密な構成を準備することは不可能でしょう。しかし「こんなストーリーにしたいからこんなカットが撮りたいな」とざっくりとでもいいので事前に考えておくことは非常に重要です。
  • 「ストーリー」の始まりと終わりにふさわしいカットは撮影できたか?「始まりとして前に進む映像を選ぶと物語の開始を予感させる」「終わりは徐々に引く映像にするとまとまりがよい」などのような鉄則もあります。それらを意識しつつ現場では「ストーリーの始まりと終わりに使うカットを撮影できたか」を確認して撤収するようにしています。この確認は「ストーリー」を展開するのに必要な他のカットが撮影できたかを振り返ることにもなり重要だと思っています。
  • 「テーマ」や「ストーリー」に関係ないカットを撮っていないか?公園に桜を「テーマ」に撮影に出かけたとします。そこで思いがけず真っ赤な花がとても綺麗に咲いていたらどうしますか?その花の存在が桜を引き立てるなら大事なカットになりますが、意図もなくただ綺麗だからと撮影した花のカットは桜という「テーマ」をぶらし「ストーリー」に邪魔なので動画に取り込むことなく無駄となります。
  • その場の雰囲気を伝えるカットか?港に停泊する客船をテーマに撮影に行ったとしましょう。その客船の姿を漫然と撮影するのではなく、どんな場所にどんな雰囲気で停泊していて風景として成り立っているかを考えて構図を決めます。横浜港に停泊しているなら、それを言わなくても視聴者がわかるようにしたいものです。「主たる被写体」(客船)の撮影に「従たる被写体」(見学者、港の風景など)を組み込むのはその場の雰囲気を伝える有効な方法です。でも従たる被写体が目立ちすぎると主たる被写体の描写を阻害しますので適切さを心掛けます。
  • その素材に対してカメラが移動するカットは意味があるか? 動画の基本は「固定ショットの中で動く素材を映す」ことですが、動画を始めた当初はカメラをついつい動かしたくなります。「右から左へ(パン)」「下から上へ(チルト)」のようにカメラの視線が移動するカットは場所の広がりを表現するのに有効ですが、それを多用されると視聴者は疲れます。またカメラの視線の移動に連続性がない(例:「右から左へ」の画像のすぐ後に「左から右へ」の画像がくる時)と違和感が生じます。「この素材でカメラを動かす必要があるか?あるとすればどの方向か?」を自問自答するようにしています。
  • 視点と視線に変化があるか? 一つの素材に対して「引いた画像と近寄った画像の両方を撮る」(視点の変化)、「自分の目線で撮影したカットだけでなく手を上に伸ばして(あるいは地面すれすれに構えて)撮影したカットを加える」(視線の変化)を意識しています。動画の全てのカットが同じような視点・視線だと視聴者は飽きてしまいます。

「動画作成の入り口に立てたかなと思える今日です」と始めた今回のブログですが、「ブログで言うは安く動画作成で行うは難し」を日々実感しています。今後の動画作成から新たな失敗と学びが集まりましたら別のシリーズとしてお届けします。

では、次回まで!

By Jin Shibata

Email: jin.shibata@i3ws.co.jp

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