我、事において後悔をせず

お盆の水曜日、最も好きなメタルバンドUnlucky Morpheusのツアーファイナル@Zepp Shinjukuに参戦してきました。

好奇心旺盛かつ飽きっぽい性格なので、好きなアーティストやミュージシャンどころか、好きな音楽のジャンルがかなりの変遷を遂げてきています。

そのような中で、2017年に初めてライブ参戦して以降、もうすぐ8年が経過しますが、間違いなく、自分史上で最長期間、推しているバンドです。

足腰が丈夫なうちはライブ参戦を続けていきたいので、今後も長い間、是非とも活動を継続してほしいものです。

さて、会場は新宿の「東急歌舞伎町タワー」の地下にあり、収容人数がオールスタンディングで1,500人のハコでした。

コ〇ナ禍以降、都内では700〜1,500人の中規模のライブハウスが続々と廃業しました。

そうした状況下で、JR新宿駅からは歩きますが、新宿歌舞伎町というアクセス良好のロケーションに、Zeppとしては比較的小規模なライブホールが2023年春にオープンしたのは、本当にありがたいことです。

LEDビジョンを駆使したライブ演出は、ビジュアル系に誤って分類されるこのバンドにはとても適していると感じました。

ところで、本来、来月にFP1級受検を予定していたため、直前期におけるライブ参戦は残念ながら見送る予定でした。

しかし、資格試験よりも優先すべき喫緊の課題と向き合う必要が出てきました。

FP1級は多くの国家試験と違って、年に3回受検することができるので、その課題に取り組むべく、来年1月まで挑戦を先送りしました。

それに密接に関連しますが、今回、このサイトでの最後のブログ投稿になります。

2018年10月に設立され7年目になりますが、今月末をもって当組合は解散することになりました。

解散に至る経緯について詳細を語ることは避けますが、最終的にはメンバー(組合員)全員の同意によって決定されました。

今後は、解散および清算人決定登記に始まり、清算事務の遂行、清算結了の登記という流れで手続きを行っていく必要があります。

法律や会計の知識や経験がスキルセットとして求められるため、必然的に私が担当することになります。

本質的に、この手続き自体は前向きなものではないですが、法的組織の登記は士業で言えば司法書士の領分です。

登録はまだ行っていませんが、行政書士試験合格者として貴重な経験を積めるものと頭の中ではスッキリ整理できています。

年内に清算結了の登記まで終え、2026年を新たな気分で迎えたいと思います。

初めて有限責任事業組合という法的組織の存在を知ったのは、中小企業診断士の一次試験における経営法務という科目のテキストでした。

通訳案内士が個人で集客活動するよりも、それぞれが対等な立場で事業運営した方が経済的にもWebマーケティング的にも負担が軽減されると目論見、私から声を掛けて賛同してくれたのが4人のメンバー(うち1名は途中で脱退)でした。

貴重な時間とお金を費やし、私のアイディアに付き合ってくれたことに心から感謝しています。

「もっとできたことはあったのではないか」と反省点はいくつも思い浮かびますが、当組合を設立したことを後悔したことは欠片もないです。

―我、事において後悔をせず―

剣豪・宮本武蔵の言葉だそうですが、どれだけくよくよしても、終わったことは変わりません。

ただし、上手く行かなかったことがあれば、反省した上でその経験を次に活かすことは必要です。

過去に囚われるのでなく、今、そして未来を見据えてポジティブに行動していく上で不可欠なマインドセットとして、とても大切にしてきた言葉です。

有限責任事業組合のメリットもデメリットも実感できた8年弱でした。

現在も準備は進めていますが、来月から解散・清算手続きが本格化します。

マイナーな法的組織ゆえ、手探りで進めていかざるを得ない部分はありますが、実りのある時間にしたいです。

私にとって通訳案内士としての活動がメインになることはこれからもないはずですが、言語習得や観光振興はライフワークにしていく所存です。

解散まで残り数日になりますが、これまで本当にありがとうございました…。

高野 雄希

全国通訳案内士、中小企業診断士、米国公認会計士と3つの顔をカメレオンのように使い分けていますが、どれも私の大切な構成要素です。現在は『4つ目の顔』行政書士試験に合格し、早ければ2025年内の開業予定です。プロフィール画像は恐ろし気ですが、基本的に冷静沈着ですし、穏やかでありたいものです(笑)

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